Product Documentation

接続とリソース

Mar 25, 2016

はじめに

管理者は、サイトを作成するときにホストリソースへの最初の接続を作成します。 後でその接続を変更したり、新しい接続を作成したりできます。 接続の構成には、サポートされているハイパーバイザーまたはクラウドサービスからの接続の種類の選択が含まれます。 選択したストレージとネットワークが、その接続のリソースになります。

読み取り専用管理者は接続とリソースの詳細を表示できます。接続とリソースの管理タスクを実行するには、すべての管理権限を実行できる管理者である必要があります。

接続の種類の情報ソース

管理者は、サポートされている仮想化プラットフォームを使用してXenAppやXenDesktopの環境をホストおよび管理できます。 サポートされたクラウド展開ソリューションを使用して、製品コンポーネントをホストしたり仮想マシンをプロビジョニングしたりすることができます。 これらのソリューションでは、コンピューティングリソースをプールしてパブリック、プライベート、およびハイブリッドのIaaS(Infrastructure as a Service)クラウドを構築できます。

詳しくは、以下の情報ソースを参照してください。

VMware

Microsoft Hyper-V

Microsoft Azure

Amazon Web Services(AWS)

  • CTX140427
  • AWSのドキュメント
  • Studioでの接続の作成時には、APIキーおよび秘密キーの値を入力する必要があります。 AWSでこれらの値を含んでいるキーファイルをエクスポートしてから、値をインポートすることができます。 また、リージョン、アベイラビリティゾーン、仮想プライベートクラウド名、サブネットアドレス、ドメイン名、セキュリティグループ名、および資格情報も必要になります。
  • AWSコンソールから取得するルートAWSアカウント用の資格情報ファイルでは、標準的なAWSユーザーのものとは異なる形式が使用されています。 このため、このファイルをStudioで使用してAPIキーと秘密キーの情報を入力することはできません。 AWS IAM形式の資格情報ファイルを使用してください。

Citrix CloudPlatform

  • CTX140428を参照してください。
  • Citrix CloudPlatformのドキュメント
  • Studioでの接続の作成時には、APIキーおよび秘密キーの値を入力する必要があります。 CloudPlatformでこれらの値を含んでいるキーファイルをエクスポートしてから、値をインポートすることができます。

Citrix XenServer

  • Citrix XenServerのドキュメント
  • 接続の作成時には、VMパワー管理者以上の権限を持つアカウントの資格情報を指定する必要があります。
  • XenServerとの通信をHTTPSで保護することをお勧めします。 HTTPSを使用するには、XenServerにインストールされたデフォルトのSSL証明書を置き換える必要があります。詳しくは、CTX128656を参照してください。
  • 高可用性機能で使用されるハイパーバイザーを選択することもできます(XenServerの高可用性が有効な場合)。  プールマスターに障害が生じてもXenServerとの通信が中断されないように、([Edit High Availability]から)プール内のすべてのサーバーを選択することをお勧めします。 
  • XenServerでvGPUがサポートされる場合は、GPUの種類およびグループ、またはGPUパススルーを選択することができます。 選択した項目で専用のGPUリソースが使用可能かどうか画面に表示されます。

Nutanix Acropolis

接続とリソースの作成

接続を作成する前に、ホストリソースが使用可能になっている必要があります。

  1. Studioのナビゲーションペインで[構成]>[ホスト]の順に選択します。
  2. [操作]ペインの[接続およびリソースの追加]を選択します。
  3. [新しい接続を作成する]をクリックします。
  4. [接続]ページで、接続の種類を選択し、接続名を入力します。 ホストの種類やアドレスを表す、管理者にとってわかりやすい名前を指定してください。
  5. 選択した接続の種類に応じて、以下の情報を指定します。
  6. 仮想マシンの作成に使用するツールを選択します。 GPUリソースを提供するハイパーバイザーの場合は、[Studioツール]を選択します。
  7. [ストレージ]ページで、ストレージの種類とデバイスを選択します。 Machine Creation Servicesを使用する場合は、ネットワークとストレージリソースを選択します。新しい仮想マシンを作成するときに、ここで選択したネットワークとストレージが使用されます。 XenServer接続で共有ストレージを使用する場合は、IntelliCacheを有効にしてストレージデバイス上の負荷を減らすことができます。 IntelliCacheの使用について詳しくは、後述の説明を参照してください。
  8. 接続にGPU機能がある場合は、グラフィック仮想化を使用するためのオプションを選択し、GPUの種類とグループを選択します。
  9. リソースの名前を入力します。

既存の接続を使用した接続とリソースの作成

  1. Studioのナビゲーションペインで[構成]>[ホスト]の順に選択します。
  2. [操作]ペインの[接続およびリソースの追加]を選択します。
  3. [既存の接続を使用する]を選択し、使用する接続を選択します。
  4. 仮想マシンの作成に使用するツールを選択します。 GPUリソースを提供するハイパーバイザーの場合は、[Studioツール]を選択します。 接続にGPU機能がある場合は、グラフィック仮想化を使用するためのオプションを選択し、GPUの種類とグループを選択します。
  5. リソースの名前を入力します。

ストレージの追加

  1. Studioのナビゲーションペインで[構成]>[ホスト]の順に選択します。
  2. 接続を選択し、[操作]ペインの[ストレージの追加]を選択します。
  3. 追加するストレージを選択します。

ストレージの編集

  1. Studioのナビゲーションペインで[構成]>[ホスト]の順に選択します。
  2. 接続のリソースエントリを選択し、[操作]ペインの[ストレージの編集]を選択します。
  3. [標準ストレージ]ページで、仮想マシンを格納するストレージの場所のチェックボックスをオンまたはオフにします。 新しいマシンの格納先として使用していたストレージの場所をオフにすると、その場所では新しいマシンが格納されなくなります。 既存のマシンは引き続きその場所を使用し、その場所にデータを書き込みます。そのため、選択を解除した後でもストレージの空き領域が足りなくなる場合があります。

    また、Personal vDiskストレージを使用している場合は、[PvDストレージ]ページのチェックボックスをオンまたはオフにします。

接続の編集

接続の名前の変更または新しい接続の作成のために、この手順を使用しないでください。 これらの操作とは異なります。

接続のGPU設定を変更することはできません。これは、そのリソースにアクセスするマシンカタログで、GPU固有のマスターイメージを使用する必要があるためです。 新しい接続を作成します。

  1. Studioのナビゲーションペインで[構成]>[ホスト]の順に選択します。
  2. 接続を選択し、[操作]ペインの[接続の編集]を選択します。
  3. 接続の編集時に可能な設定については、以下の手順に従います。

[接続のプロパティ]ページ

  • 接続アドレスおよび資格情報を変更するには、[設定の編集]をクリックし、新しい情報を入力します。
  • XenServer接続に対して高可用性サーバーを指定する場合は、[HAサーバーの編集]を選択します。 プールマスターに障害が生じてもXenServerとの通信が中断されないように、プール内のすべてのサーバーを選択することをお勧めします。

[詳細設定]ページ

接続の種類が、リモートPCアクセスで使用されるMicrosoft System Center Configuration Manager(ConfMgr)のWake On LAN接続の場合は、ConfMgrのウェイクアッププロキシ、マジックパケット、およびパケットの転送情報を入力します。

制限しきい値設定を使用して、接続に対して許可される電源操作の最大数を指定することができます。 電源管理設定で同時に起動するマシンの数が多すぎたり少なすぎたりする場合に、この設定を行います。

  • [同時操作(すべての種類)]および[Personal vDiskインベントリの同時操作]設定において、この接続で同時に実行できる操作の最大数の絶対値と、この接続を使用するすべてのマシンの数に対する最大パーセンテージを指定します。 絶対値とパーセンテージ値の両方を指定する必要があります。実際にはより高い制限(より低い値)の設定が適用されます。

たとえば、[同時操作(すべての種類)]の絶対値が10、パーセンテージ値が10、この接続の総仮想マシン数が34の場合、同時に実行される操作の上限値は3(34個のマシンのうちの10%)になります。

  • [1分あたりの最大新規操作]は、絶対値です。パーセンテージ値はありません。

接続の種類のそれぞれに、多くのケースで適切な、通常は変更しない固有のデフォルト値があります。

注:[接続オプション]ボックスへの情報の入力は、Citrixサポート担当者からの指示があった場合のみ行ってください。

接続のメンテナンスモードのオン/オフの切り替え

接続のメンテナンスモードをオンにすると、その接続(ホスト)上に格納されているマシンに新規の電源操作が適用されるのを防ぐことができます。 ユーザーは、メンテナンスモードになっているマシンには接続できません。 ユーザーが既に接続している場合は、そのユーザーがログオフした時点でメンテナンスモードが有効になります。

  1. Studioのナビゲーションペインで[構成]>[ホスト]の順に選択します。
  2. 接続を選択します。 メンテナンスモードをオンにするには、[操作]ペインの[メンテナンスモードをオンにする]を選択します。 メンテナンスモードをオフにするには、[メンテナンスモードをオフにする]を選択します。

個々のマシンのメンテナンスモードをオンまたはオフにすることもできます。詳しくは、後述の説明を参照してください。 マシンカタログ内またはデリバリーグループ内のマシンに対し、メンテナンスモードをオンまたはオフにすることもできます。

接続の削除

注意:接続の削除は、多くのマシンおよびそのデータの損失が発生する可能性のある操作です。 削除されるマシン上に重要なユーザーデータがないかどうかを確認し、重要なデータがある場合はバックアップを作成しておいてください。

接続を削除する前に、以下の点について確認してください。

  • 接続上に格納されているマシンからすべてのユーザーがログオフしていること。
  • 実行したまま切断されたユーザーセッションがないこと。
  • プールおよび専用のマシンの場合は、メンテナンスモードになっていること。
  • 接続で使用されている、マシンカタログ内のすべてのマシンの電源がオフになっていること。

マシンカタログで指定されている接続を削除すると、そのカタログを使用できなくなります。 削除する接続がマシンカタログにより参照されている場合は、同時にそのカタログを削除することもできます。 ただし、そのマシンカタログがほかの接続で使用されていないことを確認してから削除してください。

  1. Studioのナビゲーションペインで[構成]>[ホスト]の順に選択します。
  2. 接続を選択し、[操作]ペインの[接続の削除]を選択します。
  3. この接続上にマシンが格納されている場合、マシンを削除するかどうかを確認するメッセージが表示されます。 削除する場合は、それらのマシンのActive Directoryコンピューターアカウントに対する操作を指定します。

接続名の変更

  1. Studioのナビゲーションペインで[構成]>[ホスト]の順に選択します。
  2. 接続を選択し、[操作]ペインの[接続名の変更]を選択します。

接続上のマシンの詳細の表示

  1. Studioのナビゲーションペインで[構成]>[ホスト]の順に選択します。
  2. 接続を選択し、[操作]ペインの[マシンの表示]を選択します。

上ペインにその接続でアクセスするマシンの一覧が表示されます。 マシンを選択すると、その詳細が下ペインに表示されます。 実行中のセッションがある場合は、そのセッションの詳細も表示されます。

検索機能を使うと、マシンをすばやく見つけることができます。 ウィンドウ上部の一覧から保存済みの検索を選択するか、または新しい検索を作成します。 マシン名の一部または全体を入力して検索したり、詳細な検索式を作成したりできます。 検索式を作成するには、展開ボタンをクリックして、ドロップダウンの一覧からプロパティや演算子を選択します。

接続上のマシンの管理

  1. Studioのナビゲーションペインで[構成]>[ホスト]の順に選択します。
  2. 接続を選択し、[操作]ペインの[マシンの表示]を選択します。
  3. [操作]ペインで、以下の管理タスクを選択します。 マシンの状態や接続ホストの種類によっては、一部の操作を選択できない場合があります。
  • 起動:電源がオフまたは一時停止状態のマシンを起動します。
  • 一時停止:マシンをシャットダウンすることなく一時的に停止して、マシン一覧を更新します。
  • シャットダウン:オペレーティングシステムにシャットダウンを要求します。
  • 強制シャットダウン:マシンの電源を強制的に切って、マシン一覧を更新します。
  • 再起動:オペレーティングシステムに再起動を要求します。 オペレーティングシステムで再起動を実行できない場合、デスクトップの状態は変更されません。
  • メンテナンスモードの有効化:マシンへの接続を一時的に停止します。 この状態のマシンにユーザーが接続することはできません。 ユーザーが既に接続している場合は、そのユーザーがログオフした時点でメンテナンスモードが有効になります。 (接続上のすべてのマシンのメンテナンスモードをオンまたはオフにすることもできます。前述の説明を参照してください)
  • デリバリーグループから削除:マシンをデリバリーグループから削除しても、そのデリバリーグループが使用するマシンカタログからは削除されません。 ユーザーが接続しているマシンは削除できません。削除するマシンにユーザーが接続しないようにするには、メンテナンスモードを一時的にオンにしてください。
  • 削除:マシンを削除すると、ユーザーはそのマシンにアクセスできなくなります。また、そのマシンはマシンカタログから削除されます。 マシンを削除する前に、必要なユーザーデータをすべてバックアップしておいてください。 ユーザーが接続しているマシンは削除できません。削除するマシンにユーザーが接続しないようにするには、メンテナンスモードを一時的にオンにしてください。

マシンのシャットダウンを伴う操作でマシンが10分以内にシャットダウンしない場合、電源が切れ、強制的にシャットダウンされます。 シャットダウン中にWindowsが更新のインストールを開始すると、更新が完了する前にマシンの電源が切れる危険性があります。

リソースの削除、名前変更、またはテスト

  1. Studioのナビゲーションペインで[構成]>[ホスト]の順に選択します。
  2. リソースを選択し、[操作]ペインの[リソースの削除][リソース名の変更]、または[リソースのテスト]を選択します。

XenServer接続でのIntelliCacheの使用

IntelliCacheを使用すると、共有ストレージとローカルストレージを組み合わせて使用できるようになり、VDI展開のコスト効率が向上します。 これによってパフォーマンスが向上し、ネットワークトラフィックが減少します。 この機能では、共有ストレージ上のマスターイメージがローカルストレージにキャッシュされ、共有ストレージでのデータ読み取りが減少します。 共有デスクトップの場合、差分ディスクへの書き込みはホスト上のローカルストレージに書き込まれ、共有ストレージには書き込まれません。

  • IntelliCacheを使用する場合、共有ストレージはNFSである必要があります。
  • パフォーマンスを向上させるため、高パフォーマンスのローカルストレージデバイスを使用することをお勧めします。

IntelliCacheを使用するには、XenServerとStudioの両方でこの機能を有効にする必要があります。

  • XenServerのインストール時に[Enable thin provisioning (Optimized storage for XenDesktop)]を選択します。 IntelliCacheが有効なサーバーと無効なサーバーを同一プールで混在させることはサポートされません。 詳しくは、XenServerのドキュメントを参照してください。
  • XenAppおよびXenDesktopでは、IntelliCacheはデフォルトで無効になっています。 この機能はXenServer接続の作成時にのみ有効にでき、これを後で無効にすることはできません。 StudioでXenServer接続を追加するときに、以下の手順に従います。
    • ストレージの種類として、[共有]を選択します。
    • [IntelliCacheを使用して共有ストレージデバイス上の負荷を軽減させる]チェックボックスをオンにします。

接続タイマー

ポリシー設定を使用すると、以下の3つの接続タイマーを構成できます。

  • 最長接続タイマー:ユーザーデバイスとデスクトップ間の連続セッションを自動的にログオフするまでの時間を制御します。 これを構成するには、ポリシーの[セッション接続タイマー]設定および[セッション接続タイマー間隔]設定を使用します。
  • 接続アイドルタイマー:ユーザーからの入力がないユーザーデバイスとデスクトップ間の連続セッションを自動的にログオフするまでの時間を制御します。 これを構成するには、ポリシーの[セッションアイドルタイマー]設定および[セッションアイドルタイマーの間隔]設定を使用します。
  • 切断タイマー:切断状態でロックされたデスクトップセッションを自動的にログオフするまでの時間を制御します。 これを構成するには、ポリシーの[切断セッションタイマー]設定および[切断セッションタイマーの間隔]設定を使用します。

これらの設定項目を変更する場合は、環境全体で設定が一貫していることを確認してください。