Product Documentation

Session Recordingのトラブルシューティング

Mar 25, 2016

このトラブルシューティング情報には、Session Recordingコンポーネントのインストール中とインストール後に発生する可能性のある、次のような問題に対する解決策が含まれています。

  • コンポーネントで相互接続できない。
  • セッションを録画できない。
  • Session Recording PlayerまたはSession Recording Policy Consoleの問題。
  • 通信プロトコルに関連して問題が発生する。

Session Recording Agentが接続できない

Session Recording Agentから接続できないとき、「Session Recording Brokerにポールメッセージを送信しています - この処理の実行中に例外が見つかりました。」というイベントメッセージが、例外のテキストと共にログに記録されます。 例外のテキストには接続に失敗した原因が記載されます。 次のような状況で、データの移行が必要です。

  • 「基になる接続が閉じられました。 SSL/TLSの安全なチャンネルを確立できませんでした。」 この例外は、Session Recording Serverで使用している証明書を署名したCAが、Session Recording Agentが動作するサーバーに信頼されていないか、Session Recording Agentが動作するサーバーにCA証明書がインストールされていないことを示します。 または、証明書の有効期限が切れているか失効している可能性があります。

    解決策:正しいCA証明書がSession Recording Agentをホストするサーバーにインストールされているか、信頼されているCAを使用していることを確かめます。

  • 「リモートサーバーがエラーを返しました。HTTP 403(アクセス不可)。」 これは、HTTP(セキュリティで保護されていないプロトコル)を使用して接続しようとしたときに表示される、標準のHTTPSエラーです。 Session Recording Serverをホストするコンピューターでセキュリティで保護された接続のみを受け付けるため、接続が拒否されています。

    解決策:[Session Recording Agentのプロパティ]を使用してSession Recording BrokerのプロトコルをHTTPSに変更します。

「レコードポリシークエリの検証中に、Session Recording Brokerが不明なエラーを返しました。 エラーコード5(アクセスが拒否されました)。 詳しくは、Session Recording Serverでイベントログを参照してください。」 このエラーは、セッションが開始され録画ポリシーの評価要求が送信されると発生します。 このエラーは、Session Recording承認コンソールの役割であるポリシークエリの役割から、デフォルトのメンバーであるAuthenticated Usersグループが削除された結果発生します。

解決策:Authenticated Usersグループをこの役割に再追加するか、各Session Recording Agentをホストする各サーバーをポリシークエリの役割に追加します。

「基になる接続が閉じられました。 維持される必要があった接続が、サーバーによって切断されました。」 このエラーは、Session Recording Serverが停止しているか、要求を受け付けられないことを示します。 IISがオフラインまたは再起動中であることが原因か、サーバー全体がオフラインである可能性があります。

解決策:Session Recording Serverが開始されていること、サーバーでIISが実行中であること、およびサーバーがネットワークに接続していることを確かめます。

Session Recordingサーバーコンポーネントをインストールできない

Session Recordingサーバーコンポーネントのインストールが、エラーコード2503および2502で失敗します。
解決策:
C:\Windows\Tempフォルダーのアクセス制御リスト(ACL)をチェックし、ローカルユーザーとローカルグループにこのフォルダーに対する書き込み権限が付与されていることを確認します。 付与されていない場合は、書き込み権限を手動で付与します。

Session Recording ServerがSession Recordingデータベースに接続できない

Session Recording ServerからSession Recordingデータベースに接続できないとき、次のいずれかのメッセージが表示されることがあります。

イベントソース:

SQL Serverへの接続を確立しているときにネットワーク関連またはインスタンス固有のエラーが発生しました。 このエラーは、Session Recordingサーバーをホストするコンピューターのイベントビューアーにおいて、IDが2047のアプリケーションイベントログに表示されます。

「Citrix Session Recordingストレージマネージャーの説明: データベース接続を確立しています - この処理の実行中に例外が見つかりました。」 このエラーは、Session Recording Serverをホストするコンピューターのイベントビューアーのアプリケーションログに記録されます。

「Session Recording Serverに接続できません。 Session Recording Serverが実行中か確認してください。」 このエラーメッセージはSession Recording Policy Consoleを起動するときに表示されます。

解決策:
  • Microsoft SQL Server 2008 R2、Microsoft SQL Server 2012、またはMicrosoft SQL Server 2014のExpress Editionがスタンドアロンサーバーにインストールされていますが、Session Recordingのサービスまたは設定が正しく設定されていません。 サーバーでTCP/IPプロトコルを有効にしてSQL Server Browserサービスを実行する必要があります。 これらの設定を有効にする方法について詳しくは、Microsoft社のドキュメントを参照してください。
  • Session Recording管理ツールのインストール中に、サーバーとデータベースについて誤った情報が指定されています。 Session Recordingデータベースをアンインストールし、正しい情報を指定して再インストールします。
  • Session Recordingデータベースサーバーが停止しています。 サーバーに接続できることを確かめます。
  • Session Recording ServerまたはSession Recordingデータベースサーバーをホストするコンピューターで、もう一方のFQDNまたはNetBIOS名を解決できません。 pingコマンドを使用して、名前を解決できることを確認します。
  • Session Recordingデータベースのファイアウォールの構成をチェックし、SQL Serverの接続が許可されていることを確認します。 Microsoftの記事(https://msdn.microsoft.com/en-us/library/cc646023.aspx)を参照してください。

 

ユーザー 'NT_AUTHORITY\ANONYMOUS LOGON' ログオン失敗。 このエラーメッセージは、サービスのログオンアカウントが誤って.\administratorになっていることを意味します。

解決策:ローカルシステムユーザーとしてサービスを再起動し、SQLサービスを再起動します。

セッションが録画されない

アプリケーションセッションが録画されない場合は、まずSession Recording AgentとSession Recording Serverが動作するサーバーOSマシンのイベントビューアーで、アプリケーションイベントログを確認します。 このログには有益な診断情報が含まれている可能性があります。

セッションが録画されない場合、次の問題が原因である可能性があります。

  • コンポーネント間の接続と証明書。 Session Recordingコンポーネントの間で通信ができない場合は、セッションの録画に失敗する可能性があります。 録画の問題のトラブルシューティングをするには、すべてのコンポーネントが適切に設定されていて正しいコンピューターを参照していることと、すべての証明書が有効で適切にインストールされていることを確かめます。
  • Active Directoryドメインでない環境。 Session RecordingはMicrosoft Active Directoryドメインの環境で動作するように設計されています。 Active Directory環境で運用していない場合は、録画で問題が発生する可能性があります。 Session Recordingのすべてのコンポーネントは、必ずActive Directoryドメインに参加しているコンピューターで実行します。
  • セッション共有がアクティブなポリシーと競合している。 Session Recordingでは、アクティブなポリシーとエンドユーザーが最初に開いた公開アプリケーションを照合します。 同じセッション上で次のアプリケーションを開くと、最初のアプリケーションに対して有効なポリシーが、次のアプリケーションにも適用されます。 セッション共有がアクティブなポリシーと競合することを防ぐには、競合するアプリケーションを別のサーバーOSマシンで公開します。
  • 録画が有効になっていない。 サーバーOSマシンにSession Recording Agentをインストールすると、そのサーバーではデフォルトで録画が有効になります。 録画を許可するアクティブな録画ポリシーを設定するまでは、録画はされません。
  • アクティブな録画ポリシーによって録画が許可されない。 セッションを録画するには、特定のユーザー、サーバー、または公開アプリケーションを対象に、アクティブな録画ポリシーでセッションの録画が許可されている必要があります。
  • Session Recordingサービスが実行されていない。 セッションを録画するには、サーバーOSマシンでSession Recording Agentサービスが実行されており、Session Recording ServerをホストするコンピューターでSession Recording Storage Managerサービスが実行されている必要があります。
  • MSMQが設定されていない。 Session Recording Agentが動作するサーバーとSession Recording ServerをホストするコンピューターでMSMQが適切に設定されていない場合は、録画の問題が起きる可能性があります。

ライブセッションを再生できない

Session Recording Playerで録画を再生できないときは、次のエラーメッセージが表示される可能性があります。

「セッションの録画ファイルをダウンロードできませんでした。 ライブセッションの再生は許可されていません。 サーバーがこの機能を許可しない設定になっています。」 このエラーは、サーバーがこの操作を許可しないように設定されていることを示します。

解決策:[Session Recording Server Properties]ダイアログボックスで[再生]タブをクリックし、[ライブセッションの再生を許可する]チェックボックスをオンにします。

録画が破損または不完全

Session Recording Playerを使用して表示した場合に録画が破損しているか、または不完全である場合、Session Recording Agentのイベントログにも警告が記録されることがあります。

イベントソース:Citrix Session Recordingストレージマネージャー

説明:ファイルを録画中のデータ喪失

通常、この問題は、MCS(Machine Creation Services)またはProvisioning Servicesで構成済みのマスターイメージとインストール済みのMicrosoft Message Queuing(MSMQ)を使用してVDAを作成する場合に発生します。 この状況では、VDAでMSMQのQMIdが同じになります。

解決策:各VDAに対し、一意のQMIdを作成します。 「既知の問題」で、回避策が紹介されています。 

Session RecordingデータベースまたはSession Recording Serverのインストール時におけるデータベースインスタンスの接続テストの失敗

Session RecordingデータベースまたはSession Recording Serverのインストール時に、データベースインスタンス名が正しくても、エラーメッセージ「Database connection test failed. Please correct Database instance name」が表示されて接続テストが失敗します。

解決策:現在のユーザーに、権限制限エラーを修正するためのパブリックSQL Server役割権限があることを確認してください。