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移行ツールXMLファイルの編集

Mar 25, 2016

XenDesktop 7.xサイトへの移行を複数回に分けて実行し、一部のユーザー、デリバリーグループ、およびポリシーを他のデータよりも前にインポートする場合は、エクスポートツール(XdExport)により生成されたXMLファイルの内容を確認し、必要に応じて編集してから、データをインポートする必要があります。

ファイルの内容を表示または変更するには、任意のテキストエディターを使用します。Microsoft XML Notepadなど専用のXMLエディターを使用することもできます。

インポートツール(XdImport)でXMLファイルを正しくインポートするためには、そのファイルに特定のXML要素が存在している必要があります。

必要なXMLスキーマは、移行ツールと一緒にダウンロードされるXdFarm.xsdファイルに定義されています。 このファイルを編集する場合は、次の点に注意してください。
  • minOccurs属性の値が1以上である場合、その要素が1つ以上記述されていなければなりません。
  • インポートツールで指定するXMLファイルが無効な場合は、ツールが停止してXMLファイルの問題箇所を示すエラーメッセージが表示されます。

デスクトップまたはデリバリーグループのサブセットのインポート

特定のデリバリーグループやデスクトップのみをインポートする場合は、要素の内容を編集します。 要素は複数の要素を保持でき、各要素には複数の要素を保持できる要素が1つあります。

すべての要素を削除する場合でも、要素は削除しないでください。 同様に、すべての要素を削除する場合でも、各要素内の要素を削除しないでください。

特定のマシンやデリバリーグループを移行しない場合は、その要素または要素全体を削除します。 たとえば、次のような内容のXMLファイルがあるとします。
   …        …        …      …        …         …        …   
このファイルを以下のように編集すると、デリバリーグループGroup1がインポートされなくなり、 Group2のMACHINE3のみがインポートされます。
   …        …        …    

同じ名前のデリバリーグループの管理

XenDesktop 4のデスクトップグループでは、同じ名前のデスクトップグループを異なるフォルダーで管理できました。また、ユーザーにはこのデスクトップグループ名が表示されました。 このリリースのXenDesktopでは、デリバリーグループをフォルダーで管理できないため、一意のデリバリーグループ名が必要です。また、ユーザーには、このデリバリーグループ名(内部デリバリーグループ名)とは別のものが表示されます。 この仕様の違いに対処するため、移行時にデスクトップグループ名の変更が必要になる場合があります。

たとえば、XenDesktop 4ファームでは、2人の異なるユーザーに対して同じ「My Desktop」という名前の2つの異なるデスクトップグループを作成して、これらを個別のフォルダーで管理できました。 これらのデリバリーグループをXenDesktop 7.xサイトに移行する場合、XMLファイルでデスクトップグループ名を変更して一意の名前を付ける必要があります。

また、移行先のXenDesktop 7.xサイトに、移行するデスクトップグループと同じ名前のデリバリーグループがある場合も、XenDesktop 4のデスクトップグループ名をXMLファイルで変更しておく必要があります。 ただし、移行するデスクトップグループがXenDesktop 7.xのデリバリーグループと同一で、XMLファイルに出力されたすべてのマシンを既存のデリバリーグループに統合する場合は、デスクトップグループ名を変更する必要はありません。その代わりに、インポートツールに-MergeDesktopsパラメーターを指定します。 たとえば、次のような内容のXMLファイルがあるとします。
   …   \Sales     …   \Finance   
次のように、重複した名前を変更します。
   …   \Sales     …   \Finance   

ポリシーのインポートの管理

XMLファイルから特定のポリシーを削除したり、ポリシー名の重複を避けるために一意の名前を指定したりできます。 ポリシーをマージすることはできません。
  • XMLファイルのポリシーデータはすべてインポートされます。ただし、何らかの問題がある場合にはいずれのポリシーもインポートされません。
  • 多くの設定を含んでいる多数のポリシーのインポートには数時間かかることがあります。
  • 複数のポリシーを複数回に分けてインポートすると、元の優先度設定が変更されることがあります。 インポートするポリシーの相対的な優先度は維持されますが、インポート先サイトの既存のポリシーよりも高い優先度が設定されます。 たとえば、優先度1、2、3、および4の4つのポリシーを2回に分けてインポートする場合、優先度3および4のポリシーを先にインポートする必要があります。これは、後からインポートするポリシーの優先度が自動的に高くなるためです。
XenDesktop 7.xサイト内にポリシーのサブセットのみをインポートするには、要素の内容を編集します。 要素には、多くの要素が含まれている場合があります。 すべての要素を削除する場合でも、要素は削除しないでください。 XenDesktop 4ファームの特定のポリシーを移行しない場合は、その要素全体を削除します。 たとえば、次のような内容のXMLファイルがあるとします。
   …   … 
XenDesktop 7.xサイトの既存のポリシーとの競合を避けるために、XenDesktop 4のすべてのポリシーを移行対象から除外する場合は、次のようにすべての要素を削除します。
 
または、ファイルを編集して次のようにポリシーが別の名前でインポートされるようにします。
   …   …