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XenMobileアップグレードツールの有効化および実行

Apr 27, 2017

XenMobile 9環境が次の前提条件を満たす場合、アップグレードの前にこのセクションの手順を実行します。 

  • XenMobile 9 MDM EditionまたはEnterprise Editionには外部SQL Serverデータベースがあります。
  • 非デフォルトの名前付きインスタンスでSQL Serverデータベースが実行されます。
  • SQL Server名前付きインスタンスが静的または動的TCPポートをリスンします。次の図にあるように、名前付きインスタンスのTCP/IPプロトコルのIPアドレスを見て、この前提条件を確認できます。

注意

XenMobileはデータベースに対する持続的なアクセスを必要とするため、SQL Serverデータベースインスタンスは常時静的ポートで実行することをお勧めします。この接続は、通常ファイヤウォールを介して実行されます。その結果、ファイアウォールで適切なポートを開く必要があります。つまり、静的ポートで実行中のデータベースインスタンスが必要です。

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事前アップグレード手順

1. Device Managerインストールディレクトリにアクセスして、ew-config.propertiesファイルを開きます。このファイルは、tomcat/webapps/zdm/WEB-INF/classesにあります。

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2. ew-config.propertiesファイルのDATASOURCE Configurationセクションで次のURLを探します:

pooled.datasource.url= jdbc:jtds:sqlserver:///;instance=

audit.datasource.url= jdbc:jtds:sqlserver:///;instance=

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3. 前のURLからインスタンス名を削除して、ポートおよびSQL Server FQDNを追加します。この場合、64940が必須ポートとなります。 

pooled.datasource.url=jdbc:jtds:sqlserver:// :64940/

audit.datasource.url=jdbc:jtds:sqlserver:// :64940/

注意

ew-config.propertiesファイルで加える変更内容のバックアップ、コピー、またはメモの作成をお勧めします。この情報は、アップグレードに失敗した場合に有用です。

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4. Device Managerサービスを再起動します。Device Managerインスタンスの再起動後、デバイス接続を更新します。 

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5. 新しいXenMobile 10.xサーバーもまた名前付きSQLインスタンスと連携する必要があるかどうかを判別します。必要がある場合、名前付きインスタンスが実行中のポートを識別します。ポートが動的ポートである場合、静的ポートに変換することをお勧めします。アップグレード時に、データベースセットアップの以下の部分が表示されたら、新しいXenMobileサーバーで静的ポートを構成します。

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これで、アップグレードを実行できるようになりました。

クラスター化されたXenMobile展開にアップグレードするには

システムがクラスターモードで構成されている場合:

1. まずアップグレードするもの以外のすべてのノードをシャットダウンします。ノードをシャットダウンするには、[Settings]をコマンドラインインターフェイスで使用します。

2. 次の「アップグレードツールを有効にして実行するには」に従って、実行中のノードをアップグレードします。

3. 最初のアップグレードが予期したとおりにアップグレードされたことを確認した後、残りのノードの各々を1つずつ再結合します。再結合するには:

a. ノードを再起動します。

b. メッセージが表示された場合、ノードをアップグレードしないでください。

c. クラスターデータベースにノードを結合します。

クラスターに再結合されたノードは、XenMobileにより自動的にアップグレードされます。

4. 各ノードをクラスターに再結合した後、各ノード上ですべてのアップグレード後要件のタスクを実行します。

XenMobileアップグレードツールを有効にして実行するには

XenMobile 10.4を初めてインストールするときにコマンドラインインターフェイス(CLI)からアップグレードツールを有効にします。

Important

システムのスナップショットを取得する場合は、XenMobile 10.4の初期構成の後で、アップグレードツールにアクセスする前に行います。

1. CLIで、管理者のユーザー名、パスワード、およびネットワーク設定を入力します。

2. 「y」と入力して設定を確定します。

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3. 「y」と入力してアップグレードします。

注意

ここで「y」を選択しない場合、新しいXenMobile 10.4のインスタンスをコマンドラインコンソールで構成し、アップグレードツールを再開する必要があります。 

4. ランダムなパスフレーズを生成するかどうかと、任意でFIPSを有効にするかどうかを選択します。データベース接続情報を入力します。

5. 「y」と入力して設定を確定します。

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XenMobileによりデータベースが初期化されます。

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6. サーバーのクラスター化を有効にするかどうかを選択します。XenMobileの完全修飾ドメイン名(FQDN)を入力します。以下の点に注意してください。

  • XenMobile Enterprise Editionの展開では、FQDNはXenMobile 9.0 MDMのFQDNと同じです。
  • MAMの展開では、FQDNはXenMobile 9.0 App ControllerのFQDNと同じです。
  • MDMの展開では、FQDNはXenMobile 9.0 Device ManagerのFQDNと同じです。

Important

9.0環境用と10.4環境用のFQDNは一致していなければなりません。

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7. 「y」と入力して設定を確定します。

8. 通信ポートを設定します。

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9. 「y」と入力して設定を確定します。

10. すべての証明書に同じパスワードを使用するかどうかを選択し、証明書に使用するパスワードを入力します。

11. 「y」と入力して設定を確定します。

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12. XenMobileコンソール管理者のユーザー名とパスワードを入力します。

13. 「y」と入力して設定を確定します。

XenMobile 10.4で1回のみのアップグレードツールが有効になります。

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14. Webブラウザーに「https:///uw/」と入力してアップグレードツールにアクセスし、CLIを使用して指定した資格情報を使用してログインします。

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15. これで、体験版アップグレードと実稼働環境のアップグレードを選択できるようになりました。以下の手順は、実稼働環境のアップグレードの場合のものです。[Upgrading XenMobile]ページで、[Upgrade]をクリックします。

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16.[Edition to Upgrade]ページで、お使いのエディションを選択します。次の画面例は、Enterpriseエディションを選択した状態を示しています。

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17.[Next]をクリックします。

EnterpriseまたはMDMエディションをアップグレードする場合、[Device Manager]ページが表示されます。手順18~22を実行して、このページを完了します。

MAMエディションをアップグレードする場合は、手順23にスキップして[App Controller]ページを完了します。

18. 既存のXenMobile 9.0 Device Managerのデータを移行するために必要なファイルを収集します。また、データベースURLおよびユーザー名をコピーして、[Device Manager]ページに貼り付けます。

a.[Device Manager]ページの手順1のリンクをクリックして、help-upgrade.zipファイルをダウンロードして保存します。

b. help-upgrade.jspファイルを既存のXenMobile 9.0 Device Managerの\tomcat\webapps\zdmに展開します。

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c. ブラウザーウィンドウでXenMobile 9.0サーバーにログオンします。

d. 別のブラウザータブで「https://localhost/zdm/help-upgrade.jsp」と入力します。これにより[XenMobile MDM Upgrade Helper]ページが開きます。ここでXenMobile 10.4へのアップグレードに必要なXenMobile 9.0のすべてのファイルを収集してzipファイルに圧縮します。zipファイルは展開した場所からサーバーデータベースに保存されます。

e.[Zip it]をクリックし、画面の指示に従ってアップグレードに必要なファイルを収集します。

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19.[Result]のURLをコピーして、アップグレードツールの[Device Manager]ページにある[Database URL]フィールドに貼り付けます。次に、ユーザー名をコピーして、[Device Manager]ページに貼り付けます。

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20 アップグレードツールで次の操作を行います。

a. パスワードを入力して、[Validate Connection]をクリックします。

b. 各証明書のパスワードを入力して、[Validate Password]をクリックします。

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21.[Next]をクリックします。

22. ew-config.propertiesファイルを変更した場合、XenMobile 9 MDM上でxdmサービスを再起動し、https://localhost/zdm/help-upgrade.jspに移動してzipを再実行します。そうするとew-config.propertiesファイルが再度読み込まれ、移行に備えてXenMobile MDM 9データベースに保存されます。

23. 次に、App Controllerにアップグレードパッチを適用してから、サポートバンドルを生成してアップロードします。まず、[App Controller]ページのセクション1の手順に従ってApp Controllerをアップグレードします。

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25.[App Controller]ページのセクション2の手順を続行します。

     a. App Controllerのコマンドラインコンソールで「4」と入力してEnterキーを押すと、[Troubleshooting]メニューが開きます。

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[Troubleshooting]メニューで「3」と入力してEnterキーを押すと、[Support Bundle]メニューが開きます。

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c. [Support Bundle]メニューで「1」と入力してEnterキーを押し、コマンドプロンプトの指示に従います。

:サポートバンドルは暗号化する必要があります。

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26.[App Controller]ページのセクション3で、サポートバンドルを指定して[Upload]をクリックします。

アップグレードツールにより収集したファイル(XenMobile Enterprise EditionとXenMobile MAM Editionの場合)およびサポートバンドルが処理されます。ユーザー数が多いとこの手順に15分以上かかる場合があります。 

27.[Next]をクリックします。[Start]確認ダイアログボックスが開きます。

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28.[Start]をクリックします。[Upgrade Progress]ページには、XenMobile 9.0からのデータアップグレードの進行状況を示すインジケーターが表示されます。アップグレードが完了すると進行状況のインジケーターが100%になり、[Next]ボタンが有効になります。

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注意

アップグレードが失敗した場合、ログでエラーの原因を確認することができます。そして、新しいXenMobile 10.4インスタンスをインポートして、アップグレード処理を再度開始する必要があります。Webブラウザーの[戻る]ボタンをクリックして前のページに戻り、情報を修正することはできません。

アップグレードが正常に完了すると、[Upgrade Progress]ページにその旨が表示されます。 

29.[Next]をクリックします。[Upgrade Summary]ページが開きます。

EnterpriseまたはMAMエディションをアップグレードする場合、[Upgrade Summary]ページに次のように表示されることがあります。

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MDMエディションをアップグレードする場合、[Upgrade Summary]ページに次のように表示されることがあります。

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30.[Upgrade log]アイコンをクリックしてログをダウンロードします。このページから移動する前に必ずログをダウンロードしてください。

ログを確認して、ポリシー、設定、ユーザーデータなどがXenMobile 10.4にアップグレードされたかどうかを確認することをお勧めします。

31. アップグレードログをダウンロードしたら、[Next]をクリックします。[Next Steps]ページが開きます。

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上記手順について詳しくは、「アップグレードツールのアップグレード後要件」を参照してください。