XenMobile Server:最新リリース

OS更新の制御デバイスポリシー

OS更新の制御デバイスポリシーを使用すると、以下を展開できます。

  • 監視対象のiOSデバイスへの最新のOS更新プログラムの展開。

    OSの更新デバイスポリシーは、Apple Deployment Programで登録されている監視対象デバイスのみで機能します。

  • macOS 10.11.5以降を実行しているDEP登録済みmacOSデバイスへの、最新のOSとアプリの更新プログラムの展開。

  • 監視対象のSamsung SAFEデバイスへの最新のOS更新プログラムの展開。

    Samsung SAFEデバイスの場合、XenMobileはOS更新の制御ポリシーをSecure Hubに送信し、Secure Hubがポリシーをデバイスに適用します。[管理]>[デバイス] ページには、XenMobile Serverがポリシーを送信するタイミングと、デバイスがポリシーを受信するタイミングが表示されます。

このポリシーを追加または構成するには、[構成]>[デバイスポリシー] の順に選択します。詳しくは、「デバイスポリシー」を参照してください。

iOSの設定

デバイスポリシー構成画面の画像

  • OSの更新オプション: いずれのオプションでも [OSの更新頻度] に従って、最新のOS更新プログラムが監視対象デバイスにダウンロードされます。デバイスにより、更新プログラムのインストールが促されます。デバイスのロックを解除すると、プロンプトが表示されます。
  • OSの更新頻度: XenMobileがデバイスのOSをチェックして更新する頻度を決定します。デフォルトは7日です。
  • OSの更新バージョン: 監視対象のiOSデバイスの更新に使用するOSバージョンを指定します。デフォルトは [最新バージョン] です。
    • 最新バージョン: 最新バージョンのOSに更新する場合に選択します。
    • 指定バージョンのみ: 特定のOSバージョンに更新する場合は、このオプションを選択してバージョン番号を入力します。このオプションはiOS 11.3以降に適用されます。

macOS設定

デバイスポリシー構成画面の画像

  • OSの更新オプション: いずれのオプションでも [OSの更新頻度] に従って、最新のmacOS更新プログラムがダウンロードされます。更新プログラムをインストールするか、更新プログラムが利用可能であることをApp Store経由でユーザーに通知するかを選択できます。
  • OSの更新頻度: XenMobileがデバイスのOSをチェックして更新する頻度を決定します。デフォルトは7日です。

iOSとmacOSの更新操作のステータス取得

iOSとmacOSの場合、XenMobileはOS更新の制御ポリシーをデバイスに展開しません。代わりに、XenMobileはこのポリシーを使用して、次のMDMコマンドをデバイスに送信します:

  • OS更新プログラムのスキャンスケジュール:デバイスがOS更新プログラムのバックグラウンドスキャンを実行するように要求します。(iOSではオプション)
  • 利用可能なOS更新プログラム:利用可能なOS更新プログラムの一覧をデバイスに問い合わせます。
  • OS更新プログラムのスケジュール:デバイスがmacOSの更新プログラム、アプリの更新プログラム、またはその両方を実行するように要求します。したがって、デバイスOSは、OSおよびアプリの更新プログラムをダウンロードまたはインストールするタイミングを決定します。

[管理]>[デバイス]>[デバイス詳細(全般)] ページには、スケジュールされた使用可能なOS更新プログラムスキャンのステータスと、スケジュールされたmacOSとアプリの更新プログラムが表示されます。

デバイス詳細画面の画像

更新操作のステータスについて詳しくは、[管理]>[デバイス]>[デバイス詳細(デリバリーグループ)] ページを参照してください。

デバイス詳細画面の画像

利用可能なOS更新プログラムや最後のインストールの試行などについて詳しくは、[管理]>[デバイス]>[デバイス詳細(プロパティ)] ページを参照してください。

デバイス詳細画面の画像

デバイス詳細画面の画像

Android Enterpriseの設定

デバイスポリシー構成画面の画像

  • システム更新ポリシー: システムの更新を行うタイミングを指定します。[Enterprise FOTAの制御] 設定を有効にすると、この設定の構成に関係なく更新が自動的に行われます。
    • 自動: 更新プログラムが利用可能になるとインストールされます。
    • ウィンドウ: [開始時間][終了時間] で指定した毎日のメンテナンスウィンドウ内に更新プログラムが自動でインストールされます。
      • 開始時間: メンテナンスウィンドウの開始時間(分単位。01440)。デバイスのローカル時間の午前0時を基準とします。デフォルト値は0です。
      • 終了時間: メンテナンスウィンドウの終了時間(分単位。01440)。デバイスのローカル時間の午前0時を基準とします。デフォルトは120です。
    • 延期: ユーザーは最大30日間更新を延期できます。
    • デフォルト: 更新ポリシーをシステムのデフォルトに設定します。
  • 無線アップグレードを許可: 無効にすると、ユーザーデバイスはソフトウェアの更新プログラムをワイヤレスで受信できません。デフォルトは [オン] です。
  • Enterprise FOTAの制御: 有効にすると、Samsungデバイスは自動的に最新の更新を確認してインストールします。無効にすると、ユーザーが手動で更新を確認してインストールできます。Samsung Knox 3.0以降を実行しているAndroid Enterpriseデバイスで有効です。デフォルトは [オフ] です。
    • Enterprise FOTAライセンスキー: 更新の確認に使用するライセンスキーを選択します。この設定は、Samsung MDMライセンスキーポリシーで構成できます。Samsung Knox 3.0以降を実行しているAndroid Enterpriseデバイスで有効です。デフォルトは [なし] です。このキーは、[Samsung MDMライセンスキー] デバイスポリシーを使用して設定できます。「Samsung MDMライセンスキーデバイスポリシー」を参照してください。
OS更新の制御デバイスポリシー