Citrix DaaS

ドメイン非参加カタログの作成

この記事では、Citrix DaaSを使用してドメイン非参加カタログを作成する方法について説明します。

要件、制限事項、および考慮事項について詳しくは、「ドメイン非参加」を参照してください。

マシンカタログを作成する前に、次のものが必要です:

  1. 新しいリソースの場所
    • Citrix Cloudの管理UIで左上のハンバーガーメニューから [リソースの場所] を選択します。
    • [+リソースの場所] をクリックします。
    • リソースの場所の新しい名前を入力し、[保存] をクリックします。
  2. ホスト接続を作成します。詳しくは、「接続の作成と管理」セクションを参照してください。

Citrix DaaSを使用して、ワークグループまたはドメイン非参加マシンに基づいてカタログを作成できます。ドメイン非参加マシンの作成方法は、アカウントIDプールの作成方法によって異なります。アカウントIDプールは、カタログのプロビジョニング中にマシン名を作成および追跡するためにMCSが使用するメカニズムです。

[完全な構成]インターフェイスまたはPowerShellを使用して、ドメイン非参加カタログを作成できます。

完全な構成インターフェイスの使用

以下の情報は、「マシンカタログの作成」のガイダンスを補完する情報です。ドメイン非参加カタログを作成するには、ドメイン非参加カタログに固有の詳細に注意しながら、その記事の一般的なガイダンスに従ってください。

カタログ作成ウィザードで次の操作を行います:

  • [マシンID] ページで、[ドメイン非参加] を選択します。作成されたマシンはどのドメインにも参加していません。

注:

IDの種類が [ドメイン非参加] である場合には、カタログの最小機能レベルとしてバージョン1811以降のVDAが必要です。使用できるようにするために、必要であれば最小機能レベルを更新します。

PowerShellの使用

以下は、[完全な構成]インターフェイスでの操作と同じPowerShellでの手順です。

リモートPowerShell SDKを使用して、ドメイン非参加カタログのIDプールを作成できます。

たとえば、過去のリリースでは、すべてのActive Directoryフィールドが単一のインスタンスで提供されていました:

New-AcctIdentityPool -AllowUnicode -Domain "corp.local" -IdentityPoolName "NonDomainJoinedCatalog" -NamingScheme "NDJ-VM-##" -NamingSchemeType "Numeric" -OU "CN=Computers,DC=corp,DC=local"* -Scope @() -ZoneUid "81291221-d2f2-49d2-ab12-bae5bbd0df05"
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現在、MCSでは、新しいPowerShellパラメーターのWorkgroupMachineIdentityTypeを使用して、ドメイン非参加カタログのIDプールを作成するようになりました。上記の同じ例を使用すると、これらのパラメーターにより、ドメイン管理者の資格情報を含むすべてのAD(Active Directory)固有のパラメーターを指定する必要があるという要件がなくなります:

New-AcctIdentityPool -AllowUnicode -IdentityType "Workgroup" -WorkgroupMachine -IdentityPoolName "NonDomainJoinedCatalog" -NamingScheme "NDJ-VM-##" -NamingSchemeType "Numeric" -Scope @() -ZoneUid "81291221-d2f2-49d2-ab12-bae5bbd0df05"
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ドメイン非参加カタログを作成するために使用される他のすべてのコマンドは、従来のオンプレミスActive Directory参加済みカタログの場合と同じです。

ドメイン非参加カタログの作成