Product Documentation

XenMobile Mail Manager 10

Oct 25, 2016

XenMobile Mail Managerには、XenMobileの機能を拡張する以下の機能が備わっています。

  • Exchange ActiveSync(EAS)デバイスに対するダイナミックアクセス制御。 EASデバイスのExchangeサービスに対するアクセスを自動的に許可または禁止できます。
  • Exchangeが提供するEASデバイスパートナーシップ情報にアクセスする機能のXenMobileへの提供。
  • モバイルデバイスでEASワイプを実行する機能のXenMobileへの提供。
  • Blackberryデバイスに関する情報にアクセスしたり、ワイプやパスワードリセットなどの制御操作を実行したりする機能のXenMobileへの提供。

XenMobile Mail Managerをダウンロードするには、Citrix.comのXenMobile 10サーバーのサーバーコンポーネントのセクションに移動します。

XenMobile Mail Manager 10.1の新機能

アクセス規則

[Rule Analysis]ウィンドウにあるチェックボックスを選択すると、競合、上書き、重複、または補足構造であるルールのみが表示されます。

デフォルトのアクセス権(Allow、Block、またはUnchanged)とActiveSyncコマンドモード(PowerShellまたはSimulation)は、XenMobile展開に構成されている各Microsoft Exchange環境ごとに別々に設定されます。

スナップショット

スナップショット履歴に表示されるスナップショットの最大数を構成できます。

メジャースナップショット時にどのエラーを無視するかを構成できます。 無視可能に構成されていないエラーがメジャースナップショットから返された場合、スナップショットの結果は破棄されます。

エラーを無視可能と構成するには、XMLエディターを使用してconfig.xmlファイルを次のように編集します。

  • Exchange ServerがOffice 365の場合は、/ConfigRoot/EnvironmentBridge/AccessLayer/SpecialistsDefaults/PowerShells/PowerShell[@id='ExchangeOnline']/IgnorableErrorsノードに移動し、子要素として照合する、既存のError子要素と同じ形式のテキストを追加します。 正規表現がサポートされます。
  • Exchange Serverがオンプレミスの場合は、/ConfigRoot/EnvironmentBridge/AccessLayer/SpecialistsDefaults/PowerShells/PowerShell[@id='ExchangeColocated']/IgnorableErrorsノードに移動し、子要素として照合する、既存のError子要素と同じ形式のテキストを追加します。 正規表現がサポートされます。
  • 複数のExchange環境が構成されている場合は、/ConfigRoot/EnvironmentBridge/AccessLayer/Environments/Environment[@id='目的のExchange環境に対応するID']/ExchangeServer/Specialists/PowerShellノードに移動します。 IgnorableErrors子ノードをPowerShellノードに追加し、無視するエラーそれぞれに対して、 IgnorableErrorsノードにError子ノードを追加し、CDATAセクションで照合するテキストを設定します。 正規表現がサポートされます。

config.xmlを保存して、XenMobile Mail Managerサービスを再起動します。

PowerShellおよびExchange

XenMobile Mail Managerは、使用するコマンドレットを、接続先のExchangeのバージョンに基づいて動的に決定するようになりました。 たとえば、Exchange 2010の場合はGet-ActiveSyncDeviceを使用しますが、Exchange 2013およびExchange 2016の場合はGet-MobileDeviceを使用します。

Exchangeの構成

Exchange Server構成は、XenMobile Mail Managerサービスを再起動せずに編集および更新できます。

Exchange環境の[概要]タブに追加された2つの新しい列には、各環境のコマンドモード(PowerShellまたはSimulation)とアクセスモード(Allow、Block、またはUnchanged)が表示されます。

トラブルシューティングおよび診断

Support\PowerShellフォルダーに、トラブルシューティング用のPowerShellユーティリティ一式が用意されています。

コンソールの[Configuration]ウィンドウの[Test Connectivity]ボタンを使用してExchangeサービスの接続性をテストすると、サービスが使用するすべての読み取り専用コマンドレットが実行され、構成されたユーザーのRBAC権限テストがExchange Serverに対して実行され、エラーや警告が色分けされて表示されます(警告は青と黄、エラーは赤とオレンジ)。

新しいトラブルシューティングツールは、ユーザーのメールボックスやデバイスを詳細に分析してエラー条件や障害が発生しやすい領域を検出し、また、ユーザーの詳細RBAC分析を行います。 すべてのコマンドレットの未加工の出力をテキストファイルに保存することができます。

サポートシナリオでは、コンソールで診断ダイアログボックスを選択することで、XenMobile Mail Managerによって管理されるすべてのデバイス上のすべてのメールボックスのすべてのプロパティを保存できます。

サポートシナリオで、トレースレベルのログがサポートされるようになりました。

Authentication

XenMobile Mail Managerは、オンプレミス展開でBasic認証をサポートします。 これにより、XenMobile Mail ManagerサーバーがExchange Serverが存在するドメインのメンバーでなくても、XenMobile Mail Managerを使用できるようになります。

解決された問題

アクセス規則

XenMobile Mail Managerは、Active Directory(AD)グループに1000人以上のユーザーが含まれる場合でも、ADグループのすべてのユーザーにローカルアクセス制御ルールを適用します。 過去のバージョンのXenMobile Mail Managerでは、ADグループの最初の1000人のユーザーだけにローカルアクセス制御ルールを適用していました。 [#548705]

1000人以上のユーザーが含まれるActive Directoryグループに対してクエリを行った場合、XenMobile Mail Managerコンソールが応答しなくなることがあります。 [CXM-11729]

[LDAP Configuration]ウィンドウに不正確な認証モードが表示されないようになりました。 [CXM-5556]

スナップショット

ユーザー名にアポストロフィが含まれていても、マイナースナップショットが失敗しなくなりました。 [#617549]

パイプライン化が無効化されたサポートシナリオで(XenMobile Mail Managerコンソールの[Configuration]ウィンドウで[Disable Pipelining]オプションを選択)、オンプレミスExchange環境でもメジャースナップショットが失敗しなくなりました。 [#586083]

パイプライン化が無効化されたサポートシナリオで(XenMobile Mail Managerコンソールの[Configuration]ウィンドウで[Disable Pipelining]オプションを選択)、詳細スナップショットと簡易スナップショットのどちらのために環境が構成されているかに関係なく、詳細スナップショット用のデータが収集されなくなりました。 詳細スナップショット用のデータが収集されるのは、環境が詳細スナップショット用に構成されているときだけになりました。 [#586092]

初期インストール後の最初のメジャースナップショットがエラーになることがあり、その場合、XenMobile Mail Managerサービスが再起動されるまで、XenMobile Mail Managerがあらためてメジャースナップショットを実行することはできませんでした。 そのようなことはもう発生しません。 [CXM-5536]