Citrix Virtual Apps and Desktopsサービス

マシンカタログの管理

注:

この記事では、[完全な構成]インターフェイスを使用してカタログを管理する方法について説明します。[クイック展開]インターフェイスを使用してカタログを作成し、このインターフェイスを引き続き使用してカタログを管理する場合は、「クイック展開でのカタログ管理」のガイダンスに従ってください。

はじめに

マシンカタログにマシンを追加したり、カタログからマシンを削除したり、マシンカタログの名前や説明を変更したりすることができます。また、カタログのActive Directoryコンピューターアカウントを管理できます。

カタログの管理には、最新のOSアップデート、アンチウイルスプログラムのアップデート、オペレーティングシステムのアップグレード、または構成の変更が、各マシンに適用されていることの確認作業も含めることができます。

  • Machine Creation Services(MCS)を使用して作成されたプール(ランダム)マシンが含まれるカタログは、カタログで使用されるイメージを更新してからマシンを更新することにより、マシンを管理できます。この方法により、多数のユーザーマシンを効率的に更新することができます。
  • 静的で永続的に割り当てられたマシンが含まれるカタログの場合、それらのカタログが現在使用しているイメージまたはテンプレートを管理できますが、後でカタログに追加するマシンのみが新しいイメージまたはテンプレートを使用して作成されます。
  • リモートPCアクセスカタログの場合は、ユーザーのマシンに対する更新を[完全な構成]管理インターフェイス外で管理します。サードパーティ製のソフトウェア配信ツールを使用して、個々のデスクトップまたはデスクトップのグループを管理します。

ホストハイパーバイザーおよびクラウドサービスへの接続の作成と管理については、「接続とリソース」を参照してください。

注:

MCSでは、Windows 10 IoT CoreおよびWindows 10 IoT Enterpriseはサポートされていません。詳しくは、Microsoft社のサイトを参照してください。

永続インスタンスについて

永続インスタンスまたは専用インスタンスを使用して作成されたMCSカタログを更新する場合、カタログで作成された新しいマシンは更新されたイメージを使用します。既存のインスタンスは引き続き元のインスタンスを使用します。他の種類のカタログでも、イメージの更新プロセスは同様です。以下に注意してください:

  • 永続ディスクカタログでは、既存のマシンは新しいイメージに更新されませんが、追加されたマシンは新しいイメージを使用します。
  • 永続ディスクカタログではない場合、次回、StudioまたはPowerShell内でマシンが再起動された場合にのみ、マシンイメージが更新されます。Studioの外部のハイパーバイザーからマシンを再起動した場合、ディスクはリセットされません。
  • 永続マシンカタログでは、イメージを更新するとそのイメージを使用するカタログインスタンスも更新されます。
  • 永続的ではないカタログの場合、マシンごとに異なるイメージを使用するには、個別のカタログ内にイメージが存在する必要があります。

カタログへのマシンの追加

以下の点に注意してください:

  • 追加するマシンの数に応じて十分なプロセッサ、メモリ、ストレージが仮想化ホスト(ハイパーバイザーまたはクラウドサービスプロバイダー)上にあることを確認してください。
  • 十分な数のActive Directoryコンピューターアカウントが使用可能であることを確認してください。既存のアカウントを使用している場合、使用可能なアカウントの数により、追加できるマシンの数が制限されることに注意してください。
  • [完全な構成]管理インターフェイスで、追加するマシン用にActive Directoryコンピューターアカウントを作成する場合は、適切なドメイン管理者権限も必要です。

マシンカタログにマシンを追加するには、以下の手順に従います:

  1. [管理]>[完全な構成] の左側ペインで [マシンカタログ] を選択します。
  2. マシンカタログを選択し、操作バーの [マシンの追加] を選択します。
  3. 追加する仮想マシンの数を選択します。
  4. 追加する仮想マシンの数に対し、既存のActive Directoryアカウントの数が不足している場合は、作成するアカウントのドメインと場所を選択します。アカウント名前付けスキームを指定します。番号記号(#)により、名前に追加される連番または文字とその位置が定義されます。組織単位名にはスラッシュ(/)を使用しないでください。名前の先頭に番号記号を配置することはできません。たとえば、名前付けスキームとして「PC-Sales-##」を指定して[0~9]を選択すると、PC-Sales-01、PC-Sales-02、PC-Sales-03などのコンピューターアカウント名が作成されます。
  5. 既存のActive Directoryアカウントを使用する場合、アカウントを参照するか、[インポート] を選択してアカウント名の一覧のCSVファイルを指定します。追加するマシンに十分な数のアカウントをインポートする必要があります。完全な構成インターフェイスは、これらのアカウントを管理します。すべてのアカウントのパスワードのリセットを完全な構成インターフェイスに許可するか、アカウントのパスワードを指定します(すべてのアカウントで同じパスワードを使用する必要があります)。

マシンの作成はバックグラウンドプロセスとして実行され、多くのマシンを追加する場合には時間がかかることがあります。[完全な構成]管理インターフェイスを閉じても、マシンの作成は続行されます。

CSVファイルを使用してマシンをカタログに一括追加する

重要:

この機能は [完全な構成] 管理インターフェイスでのみ使用できます。

CSVファイルを使用してマシンを一括で追加できます。この機能は、MCS(Machine Creation Services)を介して作成されたカタログを除いて、すべてのカタログで使用できます。

マシンをカタログに一括追加するには、次の手順を実行します:

  1. [管理]>[完全な構成] の左側ペインで [マシンカタログ] を選択します。

  2. マシンカタログを選択し、操作バーの [マシンの追加] を選択します。[マシンの追加] ウィンドウが開きます。

  3. [CSVファイルの追加] を選択します。[マシンを一括で追加] ウィンドウが開きます。

  4. [CSVテンプレートのダウンロード] を選択します。

  5. テンプレートファイルに入力します。

  6. ファイルをドラッグまたは参照してアップロードします。

  7. [検証] を選択して、インポートの検証チェックを実行します。

  8. [インポート] を選択して処理を完了します。

CSVファイルを使用してマシンを追加する場合の考慮事項

CSVテンプレートファイルを編集するときは、次の点に注意してください:

  • この機能により、CSVファイルを使用してマシンを一括追加する柔軟性が得られます。このファイルでは、(ユーザーの自動割り当てで使用するために)マシンのみを追加するか、ユーザーの割り当てとともにマシンを追加することができます。次の形式でデータを入力します:

    • マシンアカウントとユーザー名(samName)のペアの場合:

      • Domain\ComputerName1,Domain\Username1
      • Domain\ComputerName2,Domain\Username1;Domain\Username2
    • マシンアカウントのみの場合:

      • Domain\ComputerName1
      • Domain\ComputerName2
    • VMとユーザー名のペアの場合:

      • XDHyp:\Connections\ConnectioName\Region\vm.folder\VMName1.vm,Domain\ComputerName1,Domain\Username1
      • XDHyp:\Connections\ConnectioName\Region\vm.folder\VMName2.vm,Domain\ComputerName2,Domain\Username2
    • VMのみの場合:

      • XDHyp:\Connections\ConnectioName\Region\vm.folder\VMName1.vm,Domain\ComputerName1
      • XDHyp:\Connections\ConnectioName\Region\vm.folder\VMName2.vm,Domain\ComputerName2
  • ファイルに含めることができるマシンの最大数は、1,000です。1,000台を超えるマシンをインポートするには、複数のファイルに分割してから、ファイルを1つずつインポートします。インポートするマシンは1,000台を超えないようにすることをお勧めします。そうしないと、マシンカタログの作成が完了するまでに時間がかかる場合があります。

カタログからのマシンの削除

マシンをマシンカタログから削除すると、ユーザーはそのマシンにアクセスできなくなります。そのため、マシンを削除する前に以下の点について確認してください:

  • マシン上に重要なユーザーデータがなく、データがある場合はバックアップ済みであること。
  • すべてのユーザーがログオフしていること。メンテナンスモードをオンにすると、マシンに新たに接続できなくなります。
  • マシンの電源がオフになっていること。

カタログからマシンを削除するには、以下の手順に従います。

  1. [管理]>[完全な構成] の左側ペインで [マシンカタログ] を選択します。
  2. マシンカタログを選択し、操作バーの [マシンの表示] を選択します。
  3. 1台または複数のマシンを選択し、操作バーの [削除] を選択します。

マシンを削除するかどうかを選択します。マシンを削除する場合は、マシンのActive Directoryアカウントを残すか、無効にするか、削除するかを指定します。

Azure Resource Managerマシンカタログを削除すると、関連するマシンとリソースグループを保持するように指定しても、Azureから削除されます。

カタログの説明やリモートPCアクセスの設定を変更する

  1. [管理]>[完全な構成] の左側ペインで [マシンカタログ] を選択します。
  2. マシンカタログを選択し、操作バーの [マシンカタログの編集] を選択します。
  3. (リモートPCアクセスカタログのみ)[電源管理] ページでは、電源管理設定を変更したり、電源管理接続を選択したりすることができます。[組織単位] ページでは、Active Directory組織単位を追加または削除します。
  4. [説明] ページでは、カタログの説明を変更します。

カタログ名の変更

  1. [管理]>[完全な構成] の左側ペインで [マシンカタログ] を選択します。
  2. マシンカタログを選択し、操作バーの [マシンカタログの名前を変更] を選択します。
  3. 新しい名前を入力します。

別のゾーンへのカタログの移動

展開に複数のゾーンがある場合、カタログをゾーン間で移動させることができます。

カタログをそのカタログの仮想マシンが含まれるハイパーバイザーまたはクラウドサービスプロバイダー以外のゾーンに移動すると、パフォーマンスが低下する可能性があることに注意してください。

  1. [管理]>[完全な構成] の左側ペインで [マシンカタログ] を選択します。
  2. カタログを選択し、操作バーの [移動] を選択します。
  3. カタログの移動先ゾーンを選択します。

カタログの削除

カタログを削除する前に、以下の点について確認してください:

  • すべてのユーザーがログオフしており、実行中の切断セッションがないこと。
  • カタログ内のすべてのマシンのメンテナンスモードがオンで、新たに接続できないこと。
  • カタログ内のすべてのマシンの電源がオフになっていること。
  • そのカタログがデリバリーグループに関連付けられていないこと。すなわち、そのカタログのマシンがデリバリーグループに含まれていないこと。

カタログを削除するには、以下の手順に従います:

  1. [管理]>[完全な構成] の左側ペインで [マシンカタログ] を選択します。
  2. マシンカタログを選択し、操作バーの [マシンカタログの削除] を選択します。
  3. カタログ内のマシンを削除するかを指定します。マシンを削除する場合は、マシンのActive Directoryコンピューターアカウントを残すか、無効にするか、削除するかを指定します。

カタログにおけるActive Directoryコンピューターアカウントの管理

マシンカタログのActive Directoryアカウントについて、次の操作を行えます:

  • シングルセッションカタログおよびマルチセッションカタログからActive Directoryコンピューターアカウントを削除して未使用のマシンアカウントを解放する。解放したアカウントは、ほかのマシンで使用可能になります。
  • カタログに追加するマシン用のコンピューターアカウントを追加しておく。組織単位名にはスラッシュ(/)を使用しないでください。

Active Directoryアカウントを管理するには、以下の手順に従います。

  1. [管理]>[完全な構成] の左側ペインで [マシンカタログ] を選択します。
  2. カタログを選択し、操作バーの [Active Directoryアカウント管理] を選択します。
  3. 必要に応じてコンピューターアカウントを追加または削除します。アカウントを追加する場合は、すべてのアカウントのパスワードをリセットするか、すべてのアカウントに適用されるパスワードを入力するかを選択します。

    アカウントの現在のパスワードがわからない場合は、すべてのアカウントのパスワードをリセットするオプションを選択します。パスワードをリセットするための権限が必要です。パスワードを指定する場合は、アカウントのインポート時にパスワードが変更されます。アカウントを削除する場合は、そのアカウントをActive Directory内で保持するか、無効にするか、削除するかを選択します。

カタログからマシンを削除するか、カタログを削除する場合にも、Active Directoryアカウントを保持するか、無効にするか、削除するかを指定することができます。

カタログの更新

カタログ内のマシンを更新する前に、イメージのコピーまたはスナップショットを保存しておくことをCitrixではお勧めします。データベースには、各マシンカタログで使用されたイメージの履歴記録が保持されます。カタログ内のマシンをロールバックして(元に戻して)、以前のバージョンのイメージを使用します。デスクトップに展開した更新で問題が発生した場合は、この作業を実行して、ユーザーのダウンタイムを最小限に抑えます。イメージの削除、移動、または名前変更を行わないでください。行ってしまうと、カタログを元に戻して使用することができなくなります。

重要:

永続カタログを更新するときは、次の点を考慮してください:後でカタログに追加するマシンのみが新しいイメージを使用して作成されます。更新はカタログ内の既存のマシンにロールアウトされません。

マシンは、更新後に自動的に再起動されます。

イメージの更新または作成

マシンカタログを更新する前に、既存のイメージを更新するか、ホストハイパーバイザー上で作成します。

  1. ハイパーバイザー上またはクラウドサービスプロバイダー上で、現在の仮想マシンのスナップショットを作成してわかりやすい名前を付けます。このスナップショットを使用して、カタログ内のマシンを元に戻す(ロールバックする)ことができます。
  2. 必要に応じて、イメージをオンにしてログオンします。
  3. 更新をインストールするか、イメージに対して必要な変更を加えます。
  4. イメージでPersonal vDiskが使用される場合は、インベントリを更新します。
  5. 仮想マシンの電源を切ります。
  6. 仮想マシンのスナップショットを作成してわかりやすい名前を付けます。この名前はカタログの更新時に使用されます。管理インターフェイスでスナップショットを作成することもできますが、Citrixでは、ハイパーバイザー側の管理コンソールでスナップショットを作成し、そのスナップショットを[完全な構成]管理インターフェイスで選択することをお勧めします。これにより、スナップショットに自動生成される名前を付けるのではなく、わかりやすい名前と説明を指定できます。GPUの仮想化機能を使用したイメージを更新する場合は、XenServerのXenCenterコンソールを使用する必要があります。

カタログの更新

更新を準備し、カタログ内のすべてのマシンにロールアウトするには、以下の手順に従います:

  1. [管理]>[完全な構成] の左側ペインで [マシンカタログ] を選択します。
  2. カタログを選択して、操作バーの [マシンの更新] を選択します。
  3. [マスターイメージ] ページで、ホストおよびロールアウトするイメージを選択します。
  4. [ロールアウト方法] ページで、マシンカタログ内のマシンを新しいイメージによって更新するタイミング:次回シャットダウン時または即時を選択します。
  5. [概要] ページの情報を確認し、[完了] を選択します。各マシンは、更新後に自動的に再起動されます。

PowerShell SDKを使用してカタログを更新する場合、イメージまたはそのスナップショットの代わりに、ハイパーバイザーテンプレート(VMTemplates)を指定できます。

ロールアウト方法:

次回のシャットダウン時にイメージを更新すると、現在使用されていないマシン、つまりアクティブなユーザーセッションのないマシンにも即座に反映されます。現在アクティブなセッションが終了すると、使用中のシステムも更新を受け取ります。以下に注意してください:

  • 新しいセッションは、該当するマシンで更新が完了するまで起動できません。
  • シングルセッションマシンでは、マシンが使用されていないとき、またはユーザーがログインしていないときに、即座にマシンが更新されます。
  • 子マシンがあるマルチセッションOSの場合、再起動は自動的に行われません。手動でシャットダウンし、再起動する必要があります。

ヒント:

ホスト接続の詳細設定を使用して、再起動するマシンの数を制限します。これらの設定を使用して、特定のカタログに対して実行されるアクションを変更します。詳細設定はハイパーバイザーによって異なります。

イメージを即時に更新する場合、配信時間および通知を構成します。

  • 分散時間: すべてのマシンを同時に更新するか、カタログ内のすべてのマシンの更新を開始するまでの合計時間を指定することができます。内部アルゴリズムにより、その時間内において各マシンの更新および再起動のタイミングが決定されます。
  • 通知: 左の[通知]一覧で、更新を開始する前に、マシンに通知メッセージを表示するかどうかを選択します。デフォルトでは、メッセージは表示されません。

    更新開始の15分前にメッセージが表示されるように(右の一覧で)選択した場合、最初のメッセージの後、5分ごとにメッセージが繰り返し送信されるように選択することができます。デフォルトでは、メッセージは繰り返して送信はされません。

    すべてのマシンの同時更新を選択した場合を除き、通知メッセージは、内部アルゴリズムによって計算された、更新開始前の適切なタイミングで各マシンに表示されます。

更新のロールバック

更新後または新規のイメージは、ロールアウトした後にロールバックすることができます。ロールバックは、新たに更新されたマシンで問題が発生した場合に必要になることがあります。ロールバックした場合、カタログ内のマシンは前回の動作イメージまでロールバックされます。より新しいイメージを必要とする新機能は、利用できなくなります。ロールアウトと同様に、ロールバックでもマシンは再起動されます。

  1. [管理]>[完全な構成] の左側ペインで [マシンカタログ] を選択します。
  2. カタログを選択し、操作バーの [マシン更新のロールバック] を選択します。
  3. ロールアウト処理について前述したとおり、古いイメージをマシンに適用するタイミングを指定します。

ロールバックは、復元が必要なマシンにのみ適用されます。たとえば、イメージの更新時にログアウトしなかったユーザーなど、更新したイメージが適用されていないマシンのユーザーは、通知メッセージを受信したり強制的にログオフされたりすることはありません。

次のような場合、ロールバックできません([マシン更新のロールバック]オプションは表示されません)。

  • ユーザーがその操作を行う権限を持っていない。
  • カタログがMCSを使用して作成されていない。
  • カタログが、OSディスクのイメージを使用して作成されている。
  • カタログの作成に使用されたスナップショットが破損した。
  • カタログ内のマシンに対してユーザーが行った変更が保持されない。
  • カタログ内のマシンが実行中である。

カタログのアップグレードまたはアップグレードを元に戻す

マシン上のVDAを新しいバージョンにアップグレードした場合は、マシンカタログをアップグレードする必要があります。すべてのVDAを最新バージョンにアップグレードして、最新の機能をすべて使用できるようにすることをCitrixではお勧めします。

マシンカタログをアップグレードする前に、次の操作を行います。

  • アップグレードしたマシンを起動します。これにより、マシンがControllerに登録されます。このときに、そのマシンカタログ内のマシンについてアップグレードが必要かどうかが管理インターフェイスによりチェックされます。

マシンカタログをアップグレードするには、以下の手順に従います:

  1. [管理]>[完全な構成] の左側ペインで [マシンカタログ] を選択します。
  2. カタログを選択します。下ペインの [詳細] タブにバージョン情報が表示されます。
  3. [カタログのアップグレード] を選択します。管理インターフェイスによりカタログのアップグレードが必要なことが検出されると、メッセージが表示されます。画面の指示に従って操作します。アップグレードできないマシンがある場合は、その理由を説明するメッセージが示されます。すべてのマシンを適切に動作させるため、マシンカタログをアップグレードする前にマシンの問題を解決しておくことをCitrixではお勧めします。

カタログをアップグレードした後でマシンを以前のVDAバージョンに戻すには、カタログを選択し、操作バーで [元に戻す] を選択します。

カタログの複製

カタログを複製する前に、次の考慮事項に注意してください:

  • オペレーティングシステムマシンの管理に関連する設定は変更できません。複製されたカタログは、元のカタログからこれらの設定を継承します。
  • カタログの複製は、完了するまでに時間がかかることがあります。必要に応じて [進行状況を隠す] を選択して、バックグラウンドで複製を実行します。
  • 複製されたカタログは元のカタログの名前を継承し、サフィックスとして「Copy」が付きます。この名前は変更できます。「カタログ名の変更」を参照してください。
  • 複製が完了したら、複製したカタログを必ずデリバリーグループに割り当ててください。
  1. [管理]>[完全な構成] の左側ペインで [マシンカタログ] を選択します。

  2. カタログを選択し、操作バーの [複製] を選択します。

  3. [選択したマシンカタログの複製] ウィンドウで、複製されたカタログの設定を表示し、必要に応じて設定を構成します。[次へ] を選択して、次のページに進みます。

  4. [概要] ページで、設定の概要を表示し、[完了]を選択して複製を開始します。

  5. 必要に応じて [進行状況を隠す] を選択して、バックグラウンドで複製を実行します。

タグの管理

[完全な構成]管理インターフェイスを使用して、カタログにタグを適用したり、カタログからタグを削除したりできます。

  1. [管理]>[完全な構成] の左側ペインで [マシンカタログ] を選択します。
  2. マシンカタログを選択してから、[詳細]を選択します。
  3. メニューから [タグの管理] を選択します。[タグの管理] ウィンドウが開きます。
  4. タグが存在する場合は、名前の横にあるチェックボックスを選択します。存在しない場合は、[作成] を選択して、タグの名前を指定します。タグが作成されると、名前の横にあるチェックボックスが選択された状態で、[タグの管理] ウィンドウに自動的に戻ります。
  5. [タグの管理] ウィンドウで、[保存] を選択して変更を適用し、ウィンドウを閉じます。

カタログの構成セットの管理

開始する前に、WEMサービス環境がセットアップされていることを確認します。詳しくは、「Workspace Environment Managementサービスの開始」を参照してください。

構成セットへのカタログのバインド

重要:

Virtual Apps and DesktopsとWEMサービスのインスタンスが同じリージョンに存在しない場合、カタログを構成セットにバインドすることはできません。その場合は、WEMサービスをVirtual Apps and Desktopsサービスと同じリージョンに移行します。

カタログを構成セットにバインドするには、次の手順に従います:

  1. [管理]>[完全な構成] インターフェイスで、[マシンカタログ] を選択します。

  2. マシンカタログを選択してから、アクションバーで [構成セットの管理] を選択します。[構成セットの管理] ウィンドウが開きます。

  3. カタログをバインドするWEM構成セットを選択します。

    注:

    選択した構成セットにWEMの基本構成に関連する設定が含まれていない場合は、[基本設定を構成セットに適用します] が表示されます。基本設定を構成セットに適用するオプションを選択することをお勧めします。

  4. [保存] をクリックして変更を保存します。

別の構成セットへの切り替え

カタログの別の構成セットに切り替えるには、次の手順に従います:

  1. [管理]>[完全な構成] インターフェイスで、[マシンカタログ] を選択します。

  2. マシンカタログを選択してから、アクションバーで [構成セットの管理] を選択します。[構成セットの管理] ウィンドウが開きます。

  3. カタログをバインドする別のWEM構成セットを選択します。

  4. [保存] をクリックして変更を保存します。

構成セットからのカタログのバインドの解除

構成セットからカタログのバインドを解除するには、次の手順に従います:

  1. [管理]>[完全な構成] インターフェイスで、[マシンカタログ] を選択します。

  2. マシンカタログを選択してから、アクションバーで [構成セットの管理] を選択します。[構成セットの管理] ウィンドウが開きます。

  3. 選択した構成セットの右側にあるXアイコンをクリックします。

  4. [保存] をクリックして変更を保存します。

ドメイン非参加カタログのサポートの構成

Citrix Virtual Apps and Desktopsサービスを使用して、ワークグループまたはドメイン非参加マシンに基づいてカタログを作成できます。ドメイン非参加マシンの作成方法は、アカウントIDプールの作成方法によって異なります。アカウントIDプールは、カタログのプロビジョニング中にマシン名を作成および追跡するためにMCSが使用するメカニズムです。

たとえば、過去のリリースでは、すべてのActive Directoryフィールドが単一のインスタンスで提供されていました:

New-AcctIdentityPool AllowUnicode -Domain "awsdevexample.local" -IdentityPoolName "DedicatedHostCatalog" -NamingScheme "MH-DHost##" -NamingSchemeType "Numeric" \*-OU "CN=Computers,DC= awsdevexample,DC=local"\* -Scope @() -ZoneUid "81291221-d2f2-49d2-ab12-bae5bbd0df05"
<!--NeedCopy-->

MCSは、新しいPoSHパラメーターWorkgroupMachineを使用して、ワークグループカタログを作成します。上記の同じ例を使用すると、このパラメーターにより、ドメイン管理者の資格情報を含むすべてのAD(Active Directory)固有のパラメーターを指定する必要があるという要件がなくなります:

New-AcctIdentityPool AllowUnicode -WorkgroupMachine -IdentityPoolName "DedicatedHostCatalog" -NamingScheme "MH-DHOst##" -NamingSchemeType "Numeric" -Scope @() -ZoneUid "81291221-d2f2-49d2-ab12-bae5bbd0df05"
<!--NeedCopy-->

注:

WorkgroupMachineパラメーターを使用する場合、プロビジョニング、カタログへのマシンの追加またはカタログからのマシンの削除、更新、電源管理など、すべてのカタログライフサイクルイベントで、ドメイン非参加のマシンカタログは、PowerShellを介してのみサポートされるということに注意してください。

イメージへの説明の追加

マシンカタログイメージの更新に関連した変更に関する説明を追加できます。カタログを作成するとき、またはカタログの既存のマスターイメージを更新するときに、この機能を使用して説明を追加します。カタログ内の各マスターイメージの情報を表示することもできます。この機能は、カタログで使用されるマスターイメージを更新するときに、管理者が説明ラベル(Office 365インストール済みなど)を追加するのに役立ちます。次のコマンドを使用して、イメージの説明を追加または表示します:

  • NewProvScheme。新しいパラメーターmasterImageNoteを使用すると、イメージにメモを追加できます。例:
C:\PS>New-ProvScheme -ProvisioningSchemeName XenPS -HostingUnitName XenHu -IdentityPoolName idPool1 -MasterImageVM XDHyp:\HostingUnits\XenHU\Base.vm\Base.snapshot -MasterImageNote "Office365 installed"
<!--NeedCopy-->
  • Publish-ProvMasterVMImage。このパラメーターを使用して、メモを公開します。例:
C:\PS>Publish-ProvMasterVMImage -ProvisioningSchemeName MyScheme -MasterImageVM XDHyp:\HostingUnits\HostUnit1\RhoneCC_baseXP.vm\base.snapshot -MasterImageNote "Visual Studio 2019 installed"
<!--NeedCopy-->
  • Get-ProvSchemeMasterVMImageHistory。各イメージの情報を表示します。例:
C:\PS>Get-ProvSchemeMasterVMImageHistory -ProvisioningSchemeName MyScheme -Showall

VMImageHistoryUid : 3cba3a75-89cd-4868-989b-27feb378fec5

ProvisioningSchemeUid : 7585f0de-192e-4847-a6d8-22713c3a2f42

ProvisioningSchemeName : MyScheme

MasterImageVM : /Base.vm/base.snapshot

Date : 17/05/2021 09:27:50

MasterImageNote : Office365 installed
<!--NeedCopy-->

トラブルシューティング

  • マシンの状態が「Power State Unknown」の場合は、CTX131267を参照してください。

  • Cloud Connectorが正常に動作していない場合、MCSプロビジョニング操作(カタログ更新など)は通常よりもかなり時間がかかり、管理コンソールのパフォーマンスが大幅に低下します。